Script
剣山荘に泊まって、別山尾根コースで剱岳に登ります。
はじまりの大地、室堂
1日目はゆっくり向かって大丈夫なので、室堂で山菜そば。
いつみても美しい、みくりが池。
雷鳥沢キャンプ場のあたり、ここも好きな景色です。
剣山荘に向かいます。
だんだん見えてくる剱岳。小さい頃からずっと見てた、この形。
雪の上に置き石があって、ありがたいです。
剣沢キャンプ場です。
この雪渓はかなり慎重に歩きました。いちおう置き石はありますが、下まで雪が続きます。
1日目は山小屋に行くだけなので、景色を楽しむ余裕もあります。
室堂から歩いて3時間、剣山荘
剣山荘に到着です。
夕食は16:50。まだまだ時間があるので食しましょう。飲みましょう。
おでん盛りが到着した頃には、ビールあとひと口。
ごちそうさまでした。
シャワーを浴びて、自分の布団で横になってみます。
ここは下駄箱と乾燥室です。
腹ペコによる、のぞき見。
食堂をのぞき見。
腹ペコたちによる晩餐です。
4人テーブルに、同じくソロの人たちが案内されました。
みそ汁も青菜が入っていておいしくておかわり、ご飯は2回おかわり。
明日のためにしっかり食べました。ごちそうさまでした。
剣山荘オリジナルの、てぬぐいのサンプルがたくさんありますが、壁のサンプルにはない裏メニューを発見しました。
地元の作家さんによるものみたいです。
角の位置を決めたかったので日付からはじめて、月、年をスタンプ。右側が…まーいいでしょう。雰囲気ものなので。
毎秒違う美しさ、おはよう山
朝4:38の山です。
荷物は廊下の棚に置けます。
朝は、2:00頃に出た人もいたけど、4:00に起きる人が多い印象でした。一斉にアラームが鳴ります。
5番目鎖場「前剱」おもしろ関西人の名言に学ぶ
ちょうど前を歩いていた、おもしろ関西人の方が名言を吐いてくれて、固まりすぎてた身体の緊張がほぐれてよかったです。
「せっかく怖いんやから、写真撮っとかな損やろ」
「鎖使うん忘れとった。自力で行っとった」
7番目鎖場「平蔵の頭(ずこ)」どうぞどうぞの難所
鎖場の難易度はだんだんと上がっていくのですが、ここで一気にレベルアップします。
この平蔵の頭(ずこ)の下りは、かなり怖かったです。
なぜこんなに呼吸が乱れているかというと、怖いからです。
恐怖心に飲み込まれそうになっているので、深呼吸をして集中力を高めているのだと思います。
8番目鎖場「平蔵のコル」緊張と緩和
ここは、登りと下りが分かれる分岐ポイントです。
9番目鎖場「カニのタテバイ」高度感による恐怖心との戦い
剱岳の別山尾根ルートで、一番怖かったのは、この「カニのタテバイ」です。
ひとつの目標「剱岳、山頂へ」
これ何種類かあるのですが、想像の5倍くらい重かったです。
強風でも飛んでいかない訳ですわ。
10番目鎖場「カニのヨコバイ」岩陰に踏み出す右足
見えない岩陰に、足を踏み出す勇気です。
11番目鎖場「平蔵のコル」もう怖くない、2回目の平蔵
だんだん岩場や鎖場に慣れてきて、登りではあんなに怖かった平蔵も、自信を持って進めます。
12番目鎖場「平蔵の頭(ずこ)」エンディングまで泣くんじゃない
こうやって動画を見返すと、鎖を持ちすぎですね。
鎖はあくまでも支えとして、片手はしっかりと岩を掴んでいきたいところです。
13番目鎖場「前剱の門」下山という名の登り
下山という名の登りです。
戻ってきた剣山荘「お弁当いただきます」
剣山荘で作ってもらったお弁当を、剣山荘でいただきます。
いま食べたい、理想的なお弁当。
ごちそうさまでした。