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表銀座縦走コース
北アルプスの「表銀座縦走コース」という、それはそれは美しい場所に行ってきます。
1日目は、中房温泉から燕岳に登って、大天井ヒュッテに泊まります。
2日目は、東鎌尾根を通って槍ヶ岳に登って、新穂高温泉に抜けます。飛騨高山のホテルで温泉に入ったらゴールです。
コースの詳細や関連リンクは、概要欄にあります。
DAY1
5:57 JR大糸線
ブルーのシートに揺られます。
8:02 中房温泉から合戦小屋まで
中房温泉からスタートです。
第一ベンチ、第二ベンチ、富士見ベンチ、そのまま一気に合戦小屋まで行ってしまいましょう。
先はまだまだ長いのです。
9:50 合戦小屋
合戦小屋の名物はスイカです。
10:02 ガスってる
ガスってると、眺望がなくなるけど、涼しいし日焼けしないし、幻想的な雰囲気なので、割と好きです。
ガスってる中から、たまに美しい景色がみえる感じとかも。
10:48 燕山荘でカツカレー
燕山荘でカツカレーです。
普段の食生活では避けがちな脂っこい高カロリーな物も、なんの躊躇もなく食べられるのも、山の魅力かなと思います。
11:19 イルカ岩
イルカ岩は、角度が重要なので、ちょうど看板のあたりが美しい造形です。
11:37 燕岳の山頂
燕岳の山頂。
岩質が特殊で、白いザレ感が、まるで千葉県南房総市の、白浜のビーチを歩いているようでした。
13:25 らいてふ(雷鳥)のファミリー
天気が崩れてきて、ガスって視界が悪く、雷も聞こえます。
こんな時に現れるのが、雷鳥のファミリーです。
たぶん、やんちゃに歩いてるのが、最近まで雛だった子供たち。
見守りながら鳴いてるのがお母さん。子供たちに対していくつかの鳴き声があるようで、これは「あまり散らばらないで、ふんわりと集合」という合図な気がしました。
13:35 猿の親子
続いて、猿の親子です。
大きめだなと思ったら、お腹に子供がしがみついてますね。
13:48 らいてふ(雷鳥)のファミリー
らいてふ(雷鳥)のファミリー。
14:16 ちょうどいい石
ちょうどいい石があったので少し愛でてました。
何にちょうどいいかはわかりませんが。
14:23 大天井(おてんじょう)ヒュッテ
大天井(おてんじょう)ヒュッテに到着。今日はここに泊まります。
ちなみに、山小屋をドイツ語でヒュッテ、英語でロッジです。
16:58 雨
しっかりめの雨です。
明日も今日と同じような天気で、昼間は晴れて夕方から崩れる予報です。
腹ペコによる、食堂をのぞき見。
17:00 夕食
お昼のカツカレーに続いて、本日2回目のトンカツ。
いただきます!
18:25 雨上がりの虹
山の天気は変わりやすく、風が吹いて雲が流れて、晴れて静寂な時間が流れました。
あたりまえの偶然のように、目の前には圧倒的な美しさ。
同じ部屋の3人、それぞれ富山と京都とシンガポールの人に「虹です虹」「虹でてます!」「レインボー」と伝えました。
当然、隣の部屋にも聞こえて、小屋のみんなで虹を眺めます。
また外に出たら、ダブルレインボー。
いつまでもみていたいけど、寒いので中から。
19:30 就寝
20:00に消灯ですが、ほぼみんな19:30には布団に入ってました。
それほど大きな山小屋ではないので、一体感を感じたところです。
DAY2
4:31 お気をつけてヤリ
日の出の直前でまだ真っ暗ですが、出発です。
今日はこのまま15:30の下山まで、休憩をのぞいて10時間歩きます。
5:13 朝焼けが落ちる、槍ヶ岳
槍ヶ岳が完全に姿をあらわしました。
やんちゃな形してます。
6:25 ヘルメット
このあたりから雰囲気が変わってきたので、ヘルメットを被りました。
7:09 槍ヶ岳がガス
槍ヶ岳、山頂が少しガスり始めたようです。
7:24 東鎌尾根
東鎌尾根の核心部です。
けっこうな高度感のあるハシゴを降ります。
7:31 近づく槍ヶ岳
槍ヶ岳、完全に雲がぶつかってます。
8:42 佇む槍ヶ岳
この稜線の先に、ガスがかかった槍ヶ岳があります。
佇み具合の演出は、完璧なまで。
9:34 はじまりのハシゴ
9:42 震える呼吸と女の子
5歳くらいの女の子が、おじいちゃんのサポートで下山してます。
山頂まで行ったのがクレイジーすぎます。
9:53 槍ヶ岳、山頂
9:54 いざ下山
10:07 クレイジーを越えてゆけ
10:17 下山してふぅ
10:37 下山してプシュー
10:52 ハイキング
ここから先は降りるだけです。
気持ち良いハイキング。
12:18 雨の樹林帯
だんだん雨が楽しくなってきました。
樹林帯まで降りてきたので、風で体が冷えるといった心配もなく、いっそのこと雨に濡れながら歩こうかと考えたくらいです。
13:00 沢の水
沢から引かれた水で、顔を洗ってすっきり。
14:46 砂利道
あとは砂利道を歩くだけです。
アスファルトのような歩きやすさ。
15:17 穂高平近道
穂高平小屋(ほたかたいらごや)からの近道は、整備された直後のようで歩きやすかったです。
15:39 バス停に到着
新穂高ロープウェイがある、新穂高温泉のバスターミナルに到着。
17:43 ホテルに到着
飛騨高山のホテルに到着。温泉に入ってゴールです。
2日間のワークアウト
山行記録
アクセス
行きの電車 5:56 松本駅→6:28 JR大糸線「穂高駅」
帰りのバス 15:55 新穂高温泉バスターミナル→17:31 高山濃飛バスセンター