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回復アイテムがないと、あっという間にゲームオーバーになります。
山ごはん
この景色を見ながらカップ麺を食べます。毎秒変わり続ける絵に、太陽に向かう飛行機に、雲と煙と湯気に、ごちそうさまでした。
カップ麺のスープを飲みきれない人は、残ったスープを固めるものを持っておくといいです。
行動食
行動食は、歩きながら食べるものです。
ナッツ、柿ピー、プロテインバー、カロリーメイト、チョコなど、手のひらに収まるサイズで、歩きながら食べやすいものがいいです。
甘い、しょっぱい、酸っぱいなど、味の系統を変えておくと、その時に身体が必要としているものを選べます。
登山では大量のカロリーを消費しますが、山で痩せようと考えないでください。
カロリー制限をして体力切れになってしまうと、行動不能になったり、体で熱を作れなくて低体温症になるなど、山ではとても危険です。
下山したあとの食事管理と、身体が燃え続けるアフターバーンを期待してください。
飲料水
水は1〜2L程度は持っていきます。
「体重(kg)×行動時間×5(ml)×70~80%」
という計算方法がありますが、これはあくまで目安です。
500mLのペットボトルだけだと、脱水状態で行動不能になったり、低温と脱水状態などが重なると、突然死につながることもあるので、しっかりと水分をとりながら進みます。
そのためにも、こまめに飲みやすいボトル選びも大切です。
ザックにボトルを取り付けられるものや、軽くて耐熱性もあるナルゲンボトルや、自転車用のサイクリングボトルも飲みやすいです。
ハイドレーションシステム
飲みやすさの点では、ハイドレーションシステムに勝るものはないでしょう。
ハイドレーションシステムに対応したザックであれば、ソフトボトルを入れる場所や、チューブを通す穴があります。
ハイポトニック飲料
おすすめしたいのは「ハイポトニック飲料」です。
これは、ポカリスエットなど「アイソトニック飲料」を半分に薄めたものです。
大量の汗をかくときには、ハイポトニック飲料の方が効率良く水分を吸収することができます。
ちなみに、ポカリスエットの公式サイトによると、ポカリは温めて飲んでも問題ないようです。