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「KODAK EKTAR H35」と「LOMO LC-A+」という、2つのフィルムカメラを使っていきます。
「KODAK EKTAR H35」は、ハーフフレームのフィルムカメラです。
通常の1フレームを2分割して、たとえば24枚撮りのフィルムであれば、倍の48枚撮影できます。
横位置の写真を半分にするので、普通に撮影すると縦位置の写真になります。
「写ルンです」のフィルム交換ができるバージョンといった感じで、フィルムも有効に使えるし、とても時代にあったカメラだと思います。
一方で、「LOMO LC-A+」は、通称「ロモカメラ」。カルト的なファンを持つ「トイカメラ」です。
ここでは、
フィルムのサイズ
フィルムのカラー
フィルムの感度
フィルムの撮影枚数
フィルムカメラの種類
フィルムの保存
について、ざっくりとお話していきます。
フィルムのサイズ
35mm APS ポケット(110フィルム)
ブローニー(120フィルム)
シノゴ(4×5インチ)
バイテン(8×10インチ)
などがあります。
フィルムのカラー
ネガ(カラーネガ)
ポジ(リバーサル)
モノクロネガ(白黒フィルム)
があり、今回はカラーネガを使います。
フィルムの感度
ISO100:晴天の屋外
ISO200:明るい場所
ISO400:明るい室内〜少し暗い場所
ISO800:暗い室内
などがあります。
フィルムを1本撮り切るまで、途中でフィルムを交換することができません。
フィルムの撮影枚数
24枚撮り
36枚撮り
が一般的です。
フィルムカメラの種類
そのカメラにあったサイズのフィルムを選ぶ必要があります。
ここでは、35mmのフィルムカメラ本体と、35mmのネガフィルムを使います。感度と撮影枚数は適当に。
フィルムの保存
Lomography(ロモグラフィー)から、クセのあるフィルムが販売されています。
フィルムをすぐに使わない場合は、ジップロックなどで密閉して冷蔵庫で保存します。
使う前に常温に戻しますが、いきなり暖かい場所に出すとフィルムが結露するので、ジップロックで密閉したまま常温に戻します。